若手研究者と一般市民との対話の機会をつくり、若い人の理系ばなれの歯止めに微力ながらお役に立ちたいと思っております。

About Us

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若手研究者と語ろう会
菊地 俊郎
高槻市在住
戦後の日本の産業の発展は、科学技術の進展によることは、自明のことですが、現在、若い人の中で、「理系ばなれ」が進んでいます。その原因は、数学、理科が苦手、3K(きつい、きたない、きけん)の仕事環境を避けたい、技術とともに使い捨てにされるなど、よい印象がありません。また、最近は、博士、ポスドクの就職難(教職も含め)も大きな原因になっています。そんな中、自分の能力を信じ、研究活動を懸命に、続けている若手研究者に、狭い学界から飛出してもらい、一般の方との対話をして、相互理解をしていただこうと、この若手研究者と語ろう会を企画いたしました。

■略歴 1948年生まれ。1974年岐阜大学農学部修士課程卒。同年東洋紡入社生化学・食品部配属 1975-6年京都大学化研研究生 その後、診断薬酵素の研究開発、工場管理(敦賀)、技術営業(東京)、バイオ事業部長、企画(大阪)で上海バイオ会社設立(董事長)、人工神経管ナーブリッジの技術導入などに従事、2006年役職(参与)定年、退職。
同年国立研究開発法人 科学技術振興機構の研究推進事業に携わる。生命システム関係のさきがけ研究2領域、CREST研究1領域を技術参事として若手研究者を支援。2017年3月退職。
国際バイオEXPO委員(第1回‐第5回)
現在、菊地技術士事務所所長、経営支援NPOクラブ会員として中小企業への技術指導を行っている。

■主な著書
1.「サイエンス・ビジネス 起業のすすめ」アマゾンキンドル電子出版
2.「院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド」講談社ブルーバックス(在庫切れ)電子版のみ販売中。
3.「バイオ検査薬の開発」シーエムシ―出版社 共著
4.「臨床検査薬用酵素の開発動向」BIO INDUSTRY Vol10 5 1993
5.編集「ぼくらの歴史教室」
6.編集「素描 祖国の歴史」

■新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)評価委員(2020年3月終了)
■関西大学高等部スーパーグローバルハイスクール運営委員(2019年にて終了)
http://www.kansai-u.ac.jp/senior/education/sgh/message/index.html
■日本繊維技術士センター(JTCC)客員(2023年7月終了)

■資格
技術士(生物工学部門)、環境計量士(濃度)、第一種放射線取扱主任者、公害防止管理者など
■表彰 2008年近畿地方発明表彰特許庁長官奨励賞
■趣味 自然観察、バードウォッチング、写真、旅行