若手研究者と一般市民との対話の機会をつくり、若い人の理系ばなれの歯止めに微力ながらお役に立ちたいと思っております。

第16回「ゲノムから見る自然と人のつながり」

工樂先生に遺伝子配列と進化の関係をわかりやすく説明していただきました。ヒトゲノムの遺伝子配列が分かれば、すぐにでも、病気の治療や生物の進化が理解できるように思ったのは大きな間違いでしたね。遺伝子の数からは、決して人が、一番、進化を遂げているとは言えないですね。タンパクを作るのにつかわれている遺伝子は、10%くらいで、他は、RNAの状態で使われたり、まだまだ、機能が知られていない分子がたくさんあります。これから、人工知能やビックデータ解析などと連携して、一歩づつ、解明されていくでしょう。

第16回サイエンスカフェ
2018年11月4日