若手研究者と一般市民との対話の機会をつくり、若い人の理系ばなれの歯止めに微力ながらお役に立ちたいと思っております。

第5回「ナノの世界から原子をつないで機能をつくる」

京都大学大学院理学研究科の依光英樹先生から、化学の楽しさ、難しさをわかりやすくお話しいただきました。周期律表を使っての化学合成の考え方を学びました。防臭剤が結合すれば、青い輝く蛍光物質に変換、不思議でしたね。そして、ノーベル賞を受賞したカップリング反応を実際に実験していただきました。これには、一同、びっくり!!そんなに身近な反応とは思いませんでした。「化学は物質の科学」、豊かな社会をつくるために新しい機能材料を世に送り続けます。多くのノーベル化学賞を受賞している日本の研究者、これからもご活躍を願っております。
http://www.kuchem.kyoto-u.ac.jp/organization/member/yori.html(研究テーマ)これまでにない全く新しい“芳香族”化合物を、最新の有機化学的手法を駆使して合成しています。ポルフィリンと呼ばれる芳香族化合物をベースに、これまでの常識を覆すような“超”多量体や、異常とまで言える領域に吸収特性をもつ縮環多量体など。

2013/5/18