京都大学理学研究科 准教授 小山 時隆さんにお話ししていただきました。シャーレの中のいろんなウキクサの観察ができました。ウキクサの葉が同調して光る動画は、神秘的でした。
(研究テーマ)植物はほぼ一日周期の概日時計を持ち、昼夜の周期的環境変化に適応しています。一つ一つの細胞が時計(概日時計)をもち、組織・個体で統合的に働いていると予想されていますが、その理解は進んでいません。私たちは、ユニークなモデル植物であるウキクサを材料に、生物発光系を使って細胞毎の概日リズムを観察する手法を開発し、植物個体中の複数の細胞のリズムを同時に測定することで、概日振動子間に働く相互作用の理解を目指します。