若手研究者と一般市民との対話の機会をつくり、若い人の理系ばなれの歯止めに微力ながらお役に立ちたいと思っております。

第10回「運動のリズム、脳のリズム」

木津川先生の脳と運動のお話いかがでしたか。物が見えるのは、モノが振動しているから、と聞いたことがあります。今回のお話で、脳細胞も、それぞれが、さまざまな波動の断片で、認知し、統合されて、画像のイメージが出来上がっていくのですね。両手の人差し指の平行に連動した動きが、速くなると、対峙する動きに変わるの、びっくりでした。「慌てると、階段を踏み外しますよ」いい教訓です。フロアからの、認知症患者の現在地の確認に応用はできないでしょうか、の提案は、新鮮でしたね。

第10回サイエンス・カフェ高槻
2015/11/14